もういいんだなにもかもU・x・U

元芸人の余生を割と赤裸々に綴ってやるよ

大阪 梅田

実のところ、手持ちの金が無くなり、夜行バスが高い金額になる金曜の夜に帰れなかった。なので、大阪に泊まり旅が一日増えた。それがこの日だった。この日が最終日。

 

まずホテルから近い大阪城に行くことにした。

 

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まぁ立派だった。

 

この日は松竹の養成所の同期だったマー君と会う予定が入っていた。マー君は養成所で福雅宗(福正宗だったか?)というコンビを組んでいた。相方の福田さんはペットショップでバイトしている前野朋哉を太らせてブサイクにした感じの人で、ひねくれていたが俺に2万5千円貸してくれたひとだった。まだ2万4千円返していない。

マー君は養成所を卒業した後にコンビを解散し、地元の大阪に帰っていた。そしてよしもとで数年芸人をやっていた。今はカフェ店員とのことだった。

 

それまで時間があり、ブラブラしなくてはいけないのでまた赤灯えれじい聖地巡礼でもするか、と守口市駅に向かった。

 

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ここは扉絵でチーコが原付に跨ってる背景に使われた駅前。物語の中では台風の日に外に出たサトシを迎えにチーコがここまで来ている


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守口市の喫茶店ナポリタン食った

 

その後福島という場所に移動しマー君と会った。

 

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うどん作ってくれた

 

 

マー君の家でいろいろダベっているとなんとマッチングアプリでマッチしていた女の子から連絡が来た。めちゃくちゃ興奮した。彼女は隣の梅田にもうすぐ着くらしい。会ってくれるとのことで俺も急いで支度してマー君に道を案内してもらい電車で大阪駅に向かった。(大阪駅が梅田なんだよなJRだと マジで紛らわしい)

 

駅の待ち合わせ場所に着き、彼女が現れた。写真の印象と違いすごいちっちゃかった。後で聞いたら152㎝と言っていた。ちょっと童顔のクールな顔の印象だったので勝手に背は割と高いと思い込んでいた。でも可愛かった。

 

会ってすぐに打ち解けた。フィーリングが合う子だった。会話は楽しく、たこ焼きが食べられる地下の飲み屋に入った。

彼女とは話が合いすぎた。好きな音楽やファッションや好きなお店が同じだったのだ。お互いに好きなバンドの話をして彼女が買ってきたという古着を見せてもらったりそれを着たりした。楽しかった。ありきたりだが関西弁がとってもキュートだった。

 

残念ながら夜行バスの時間もあったので飲み屋を出て梅田の街を案内してもらいがてら散歩した。デートだった。だいたいデートはうまくいくんだよ俺は。時間も遅かったので閉まっていたが梅田の小洒落た店などを教えてもらい缶コーヒーを買って飲みながら歩いた。街の少ない灯りがとても綺麗だった。

 

散歩しすぎて時間がギリギリになってしまった。彼女がバスの停留所まで案内してくれてじゃあ、ここで、と言ってさよならをした。お互いバイバイの意味で出した手のひらを合わせようか0.5秒分かりやすく迷った。手はぎこちないままお互いの上着のポケットにしまわれた。キスしようかなと思ったがやめた。なんでだろう。キスしてもよかった。

 

ロマンチックなまま旅は終わった。帰りの夜行バスではずっと携帯を光らせてるやつが斜め前にいて全然寝られなかった。最後のロマンチックはこの旅の救いだった。これがなかったらマジで大学生のうちにしとけよってな内容だった。ありがとうオレンジ色のウールパンツが素敵だった可愛い君。

 

 

※合計で使った金全部メモってた

 

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合計55531円使ってた。もっとうまく使えたろ多分。

 

 

あ〜やっと全部書けた。