もういいんだなにもかもU・x・U

元芸人の余生を割と赤裸々に綴ってやるよ

ありふれた大人に

なれるかな。

 

今日も面接に行ってきた。めちゃくちゃ歴史のある着物の会社。こないだ転職エージェントの人に面接のアドバイスを聞いて今までどれだけ言ってはいけないことを言ってきたのか気づかされ愕然とした。ノルマのこととか普通に聞いてた。なんなら、正直言って営業やりたい?と聞かれて正直やりたくないです、、と答えたこともあった。(だって正直に、飲み屋でおっさんと話してるつもりで答えてって言われたからさ)

 

だが今度は違う。俺はしっかりアドバイスを受け筋の通った答えを用意できているんだ。俺の強みは3点。朗らかさと物事の調査力と行動力だ。(ハッ、クソが全然ちげーよ、強みなんかねーよ俺なんかに)

 

いざ面接となるといきなり社長が現れ、社長とタイマンで面接することになった。社長は喋り続けた。着物の歴史や会社について。正直この社長は好きだ。話し方、さりげなく笑ったときにできる顔のしわ、暖かくも厳しい眼差し。それに俺の芸人という経歴を俺よりも大切にしてくれていることが分かった。

ただ場所が畳の居間のようなところで正座していたので途中から足の痺れに耐えられなくなり体が震えだした。汗も尋常じゃなくかいた。動悸もおきはじめ、視界が若干かすんだ。キツかった。エコノミー症候群で倒れてしまうんじゃないかと思った。

だが耐えた。履歴書なども持ってきていたのに全く出す必要もなくそのまま途中から常務がやってきて少し質問されて終わった。

 

想定していたことは聞かれず全くもって予想外の面接だった。ミスった。事前のアドバイスや練習が活きなかった。俺の強み聞かれなかった。もっと楽しく話せればよかった。かしこまりすぎた。なんでもお話をすればよかった。しかも常務に ウチみたいな何やってるか分からない会社に〜とボケをかまされたが、は、はい、とツッコめず変な感じになった。社長の目つきがこの時だけ厳しくなり下を向いてしまった。オワタ。

この雰囲気いいなと思ったはじめての会社だったが面接で自爆してしまった。

 

さらにさっき明日会う予定だったマッチングアプリで知り合った茨城の女の子にドタキャンラインを送られてた。

 

今は上野の純喫茶 丘でナポリタン食って今日の出来事すべてに反省している。

 

PS.今日面接前に行った地元のスーパー銭湯の受付の女性がめちゃくちゃ綺麗だった。歳はいってそうだが一目惚れした。仲良くなりたい。