神戸 有馬温泉
完全に旅の続きを書くのを忘れていた。このままではどんどん記憶が薄れていってしまうので書いておくことにする。
3日目は神戸の朝からはじまった。まだ少し早かったので喫茶店でお茶をしてこれからどうしようか考えながらマッチングアプリをやっていた。関西で会ってくれる子がいないか必死に探していた。
そして神戸から近い、全国的にも有名な有馬温泉に行くことにした。旅に温泉はつきもの。絶対に行かなければならなかった。
電車を乗り継ぎ有馬温泉へ
有馬温泉の特徴は2種類の温泉が楽しめることだ。硫黄たっぷりの金の湯、炭酸泉の銀の湯。公衆浴場がその名の通り金の湯、銀の湯と分かれているのでなんとなく銀の湯に入った。
気持ちよかった。まぁでも普通の風呂屋という感じもした。
銀の湯に入るとやっぱり金の湯も味わっておきたいなと思いはじめた。せっかく来たんだし。もっとこう温泉感を味わいたかった。そこで調べると旅館の日帰り入浴でいいところがあった。角の坊という旅館でそこには金の湯と銀の湯が両方あるということだった。最初からここに入ればよかった。ホント無駄した。角の坊では誰もいなくてずっと貸し切り状態だった。長い時間かけて味わった。
角の坊
どろっどろの硫黄の味噌汁みたいな湯がドバドバ掛け流されてる金の湯 素晴らしいこれぞ温泉
有馬温泉を堪能した。温泉には入れたものの旅館の女将とのねんごろな出来事はなかった。寂しい。
その後は神戸に戻りひたすら街をさまよった。温泉であったまった体が芯から冷えた。コンバースで有名な柿本商店に行った。
ダサくてイケてる昔の日本製のバッシュがあったので試着したら全っ然小さかった。店のおっちゃんおばちゃんはいい人たちだった。
携帯の電池がなくなりそうだったのでスタバで充電して休んだ。
最高のスタバじゃねーか。港が180度見渡せる。メロウすぎる。隣で神戸大学生らしき若者たちがサークルの話とか星を見に行く話とかしていてメロウすぎて眩しすぎて自分の身の上を憚った。こんなメロウな若者たちがこんなメロウな場所でメロウな話をメロウしてるんだから毎日がメロウで仕方ないんだろう。ホントやめてほしかった。
大阪のホテルを予約してこの後は大阪の天満橋に向かった。天満橋では鳥貴族に入ったが東京と違い、店員を呼ぶベルもタッチパネルもなかった。ただただ明るすぎる店員の接客や話し声が辛かった。大阪に負けた。
次の日の朝も例のメンヘラ女から電話がきてテレフォンセックスで起こされた。
つづく