もういいんだなにもかもU・x・U

元芸人の余生を割と赤裸々に綴ってやるよ

どこにも行きたくない

こうして一応社会人として生活して4ヶ月。でもまだ4ヶ月しか経ってない。すんごい長いこと働いているような感覚がある。

 

どこにも行けない。日々をやり過ごす。毎日新しいことを覚えても次の日には忘れている。意識が追いつかない。死ぬまでの時間をただ浪費している。

 

俺は心のどこかで何か大丈夫だろ、という気持ちが常にある。芸人のときは漠然と売れないってことはないだろうなと思っていたし、歳をとってもハゲたり老けたりはしないだろうななんて思っていた。仕事をしたとしてもなんだかんだ出世してまあまあいい暮らしができるだろうなって気がしていた。

 

でも現実では全く違う。結果だけで言えば全て思い通りにいかなかった。でもそれで反省してこれからは現実的に〜なんて気にも全くならない。まだなんとかなると思っている。これがヤバい。これが救えない。でも現実を意識してしまったら一気に持ってかれるとも思う。現実のためだけの自分になってしまう危機感がある。全てが現実のためにあり、この体も仕事のため、思考も現実のため、好きなものも現実のため、なんてことになったら1番悲しい。脳みそはぼやけていたいのだ。常に脳の一部は虹のかかるモヤの中で見つからない状態でいて欲しい。子供の頃からずっとそう思っていた。